1週間のドバイ旅行に行った私が、ドバイをおすすめする理由7選と、良くなかった点や注意点3選を紹介したいと思います。
きれいでゴミが落ちていない
ドバイではゴミのポイ捨てに対する罰金が厳しく、街は基本的に清潔でした。
空港のバス停にはタバコが落ちているのが少し目立ちましたが、日本の都市にもタバコはよく落ちていることを考えると、日本と同じくらい清潔だと感じます。
また、ドバイでは汚れた車で捕まると500AED(約2万円)の罰金が科せられるなど、清潔さに対する意識が高いことが伺えます。
以下の写真は、人工島パームジュメイラのすぐそばにある駅の横の道です。
ゴミはタバコぐらいしか落ちていないことがわかると思います。
治安がいい
日本の外務省が公式ホームページで発出している情報によると、ドバイやアブダビなどを含む7つの首長国全てにおいて、危険レベルは0~5段階評価で0とされています。
ドバイに住む9割は移民で、様々な国から人が集まるわけですが、監視カメラを多く設置し、治安を維持しています。
私が観光したold cityでは特に監視カメラが多いと感じました。
以下はold cityの写真です。
赤で丸印を付けているところが監視カメラですが、非常に多いことがわかると思います。
ここまで監視カメラが多いのは、おそらくold cityは入り組んだ細い道であるため、監視カメラを多く配置しないと映らない部分が多いのだと思います。
6枚目の画像のように、夜になると街灯も光るので、カメラに映らないということもあまりなさそうですね。
しかし、いくら治安がいいとはいえ、貧富の差は大きいので、置き引きや客引きなどには気をつけるようにしましょう。特に観光地ではない地方など人が少なくい場所では、更に注意する必要があります。
1週間のさまざまな人々との関わりや街の雰囲気を考慮すると、私自身の感覚では、治安は日本と同等か、日本の方がやや良いと感じました。
ただ、初めての海外であり、英語が話せないことやドバイに関する知識が乏しいため、日本の方が安心感を持てたのかもしれません。
私がドバイで出会った怖い人や優しい人とのエピソードも、以下の記事で参考にしてみてください。
タクシーが安い
ドバイは公共交通機関が整備されており、私はメトロやバス、タクシーやモノレールなど多くの交通機関を利用しましたが、どれも快適でした。
特にタクシーは日本の約3分の1から2分の1の料金で利用でき、日本よりも気楽に乗ることができます。
何度かタクシーに乗りましたが、値段相場は30分乗って2000円ぐらいでした。
特に暑い夏は身の危険を感じることもあるため、タクシー移動を強くおすすめします。ちなみに、街を歩いているとタクシーから「乗らない?」とクラクションで合図されることがあります。
私が乗ったタクシーはすべてクレジットカード払い可能でしたが、使えない場合もあるみたいなので、念のために現金を少しは持っておくことをオススメします。
現金を持たずにタクシーに乗る際は、乗車前にカード払いができるか確認するのが良いでしょう。
クレジットカード支払いが楽
ドバイではクレジットカード利用が普及しており、タクシーだけでなく、飲食店やホテル、バスやメトロの交通系カードの購入などでも利用できます。
私は念のためにVisaカードとJCBカードの2枚のクレジットカードを持参しましたが、海外旅行保険付きのVisaカードだけで十分だったと感じています。
しかし、クレジットカードが広く使えるとはいえ、チップを払う文化もあるため、現金も少し持っておくことをオススメします。
どのくらいの現金を持っていくべきかわからない方は、大体200AED(約8000円)を持っていけば大丈夫だと思います。
ドバイ旅行では200AEDの現金を持っておく
目安として、200AED(約8000円)〜500AED(約20,000万円)くらいの現金を持っておくといいと思います。
私は1週間の旅行で約750AED(約30000円)を現金で持っていましたが、現金のみでの支払いが必要だったのは、高速バスに乗った時の75AED(約2800円)だけでした。
ちなみに、私はタクシーのチップを払いたい時も、乗車賃にチップを上乗せした額を、クレジットカード払いできました。運転手さんがタッチパネルで、払いたいチップの額を設定してくれます。
アクティビティが豊富
ドバイは観光に力を入れているので、観光地が充実しており様々な体験やアクティビティを体験することができます。
ドバイ観光地一覧
・ブルジュハリファ
・パームジュメイラ
・ドバイフレーム
・ジュメイラ・モスク
・デザート サファリ
・スキー ドバイ
・ワイルドワディウォーターパーク
その他にもまだまだあります
ブルジュハリファの隣にあるドバイモールは規模が異次元で、全てを1日で見て回るのはほぼ不可能で、2.3日は余裕で楽しめます。
ドバイモールには200以上の飲食店があるだけでなく、アイスリンクや水族館があり、屋外には世界最大の噴水ショー(ドバイファウンテン)があり、観光地をギュッと1箇所に集めたように感じます。
観光地から観光地もメトロなどで簡単に移動できます。
ドバイは世界一が多く「さすがドバイ」と感じます。
世界一高い建造物ブルジュハリファの中には、地上から最も高いところのあるレストランや、世界一高い展望台「アット・ザ・トップ」などがあり、規模の大きさに驚かされます。
夏の夜は海に入れる
ドバイの夏は非常に暑く、夜でも汗をかくほどです。なので、夜に海に入ると心地よいと感じました。このような体験は日本ではできないので、とても新鮮で面白かったです。
ドバイの海はとても透き通っており、遠浅なので小さなお子さんでも安心して楽しむことができます。
私が行ったパブリックビーチ(国や市町村などが管理する公営ビーチ)は無料のシャワーもあり、しっかり体を洗ってから帰ることができました。
英語が通じる
ドバイはアラビア語圏ですが、人口の9割は外国人で、観光客も多く、英語が実質公用語のようになっています。なので英語が話せればコミュニケーションで困ることはありません。
道路標識や高速バスでは、英語とアラビア語が並列して表記されています。
ちなみに、私はほとんど英語が話せませんが、Google翻訳を使ってコミュニケーションをとっていました。それでも、翻訳を使わないと相手の言っていることが理解できないことが多かったので、現地の人と仲良くなりたいと思ったら、英語が話せるに越したことはないと感じました。
夏は暑すぎる
ここからはドバイの注意点や良くなかった点を紹介していきます。
1つめはドバイの夏は暑すぎるということです。
私は6月に行きましたが、外にいるときは夜でも常に汗をかいているほど暑かったです。
日本の夏は、暑くて外に出たくない。くらいですが、
ドバイの夏は、暑すぎて熱中症で倒れないか心配。くらいの暑さでした。
昼間に外を歩くときは、5分おきに1度くらいのペースで水を飲んでいたため、熱中症になるなどはありませんでした。外で長時間歩いたときは500mlのペットボトルを3本くらいの水を飲むくらい、水分補給は意識していました。
また、ドバイは湿度が低いと思われがちですが、とても湿度が高く、常に蒸し暑く感じます。
ただし、私が行ったルーブル・アブダビ美術館は、とても冷房が効いており寒かったため注意が必要です。美術館ということで長時間屋内にいたため、とても寒かったです。なので、長時間屋内にいるなどの場合には寒さ対策に上着を一枚持っていくなども考える必要があると思います!
宗教や文化の違いを知らなければならない
ドバイには、日本人にとって予想外の法律やルールがいくつかあるので、注意する必要があります。
日本では街中でハグをしていても、厳しく取り締まることなどはありませんが、ドバイでは公共の場でのキスやハグなどは禁止されています。
在ドバイ日本国総領事館では以下のように記載されています。
「抱擁・キス」及び「中指を立てる」行為は、多くの国では挑発的なジェスチャーに過ぎないとされ
ていますが、アラブ首長国連邦を含め、イスラム教が主流を占める国では「わいせつな行為」とし
て認識されています。アラブ首長国連邦でこうした行為を公共の場所において行えば、同国の刑
法典で規定されている「公然わいせつ」の構成要件を満たすこととなり、「最短でも拘束6か月」の
処罰の対象となります。
引用 : アラブ首長国連邦:刑罰の対象となる行為(注意喚起)
記載されているように、公共の場でのハグやキスは「公然わいせつ」とされ、処罰されるため注意が必要です。
また、以下のようにも記載されています。
公然と飲酒・酩酊する行為、ラマダン中に公然と飲食する行為等も処罰の対象となっています。警察等の治安機関が、これらの犯罪を対象とした取締強化期間
を設けることもあります。
引用 : アラブ首長国連邦:刑罰の対象となる行為(注意喚起)
記載されているように、ドバイでは街中での飲酒が禁止されています。日本のように公共の場で飲酒することは法律違反となるため、十分に注意が必要です。
これらのルールを遵守することで、安心してドバイでの滞在を楽しむことができます。旅行前には、現地の法律や文化をよく理解する必要があります。
歩行者用道路が狭い
上の画像は電車から降りて線路沿いを歩いている時の画像です。ドバイを歩いているとこのように歩道が狭く、車と近くなり少し怖いと感じる場面が何度かありました。
上の画像はホテルからスーパーに歩いている時の画像ですが、やはり歩道が狭いような気がしますね
また、特に大通りは横断歩道が少なく、ドバイは車社会なのだと実感します。歩行者よりも車移動する人が多いため、優先順位が下がっているのかもしれません。
上の画像のように横断歩道には、歩行者の安全を確保するために緩やかな傾斜が設けられており、これにより車両の減速を促しているのだと思います。
画像の黄色い矢印の部分が傾斜になっています。
まとめ
・きれいでゴミが落ちていない
・治安がいい
・タクシーが安い
・クレジットカード支払いが楽
・アクティビティが豊富
・夏の夜は海に入れる
・英語が通じる
・夏は暑すぎる
・文化の違いを知らなければならない
・歩行者用道路が狭い
このようにドバイは良いところがたくさんありますが、ドバイは法律が厳しく治安も良いため、観光にはぴったりの国だと思いました。また、物価は予想していたよりも高くなく、私の体感ですが、日本の1.2倍くらいで、スーパーは1.1倍か1.2倍くらいの価格帯だと思います。ドバイモールなど観光地のレストランは1.5倍かそれ以上あるように感じました。
また、英語が使える点や街が綺麗、タクシーが安い点などを考えても、ドバイは海外旅行にとてもおすすめできるので行ってみてはいかがでしょうか?