最近はひとり旅が人気ですが、海外旅行に1人で行くのがいいのか、友達や家族と行くのがいいのか迷っている人も多いと思います。
この記事では、私が初めての海外旅行で7泊8日をひとりで過ごした経験をもとに、感じたことや気づきをお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
メリット①自由にプランを立てられる
一人で海外旅行をする最大の魅力の一つは、自由なプランを立てられることです。
私は、次の日にどこに行くかを決めずに1週間の旅行に出かけましたが、気まぐれな私にとって、直前にプランを決められるのはとても楽でした。
1週間の旅行では、まず訪れたい観光スポットの優先順位を決め、その周辺にあるホテルを探すスタイルにしました。このおかげで、気軽に過ごすことができました。
ひとり旅だと、自分の予算に合わせて宿泊先や観光スポットを自由に選べるため、コストの管理がしやすいというメリットもあります。
私は食費を抑えたかったので、スーパーで食材を買ってホテルで食べることにしました。このように、ひとり旅では自分のペースで好きな場所を巡れるため、気楽に旅行を楽しむことができます。
特に、周囲への気遣いが得意な人は疲れやすいので、ひとり旅が合っているかもしれませんね。
メリット②自分を知れる
私は1人で旅行に行くことで、仲の良い友達や家族と1週間会わなかったのですが、1人よりも友達と遊んでいた方が楽しめるタイプの人間だと気づきました。
とても綺麗な景色を見たり何か感じても、感動はしますが、声や言葉に出して感情を表さないので、なにか物足りないように感じていました。
これまでは、1人でも問題なく生きていけると思っていましたが、友達や身近にいる人の大切さに気づきました。
また、海外旅行は分からないことが多いため、初対面の人に話しかける必要がありますが、そこでコミュニケーションが得意かどうかなども、改めて知ることができます。観光地で現地の人に写真を撮ってもらいたいタイミングなど、話しかけなければいけないタイミングはいくつかあります。
このように海外という普段とは違う環境に自分の身を置くことで、今まで気づかなかった自分を知ることができます。
メリット③ トラブルに動じなくなる
海外旅行に行くと、日本とは違うその国の法律やルールを知り、自分が合わせないといけないわけですが、全て理解することはほぼ不可能で、予想外の出来事やトラブルにも会うこ可能性が少なからずあります。
実際そんなトラブルがいくつかあった為、トラブル自体に慣れてきて、余裕が生まれ、寛大な心が持てたような気がしました。
海外旅行では思った通りにいくことの方が少なく、異なる文化や習慣に直面することで、柔軟な思考が求められます。これにより、環境の変化に対する適応力が高まったと感じます。
メリット④自信がつく
旅行に行く前は、大学生が1人で海外旅行に行くということは、勇気があって凄いことのような気がする。と何となく思っていました。
旅行に行く前は、大学生が1人で海外旅行に行くのは勇気がいることで、すごいことのように何となく思っていました。
しかし、実際に知らない土地で入国からプランニングなど全て自分一人ですることで、かなり自信がついたと思います。この経験が、自分自身の成長につながったと感じています。
メリット⑤1人だと優しい人に助けてもらいやすい。
日本人大学生で若く見られやすいからなのかもしれませんが、1人だと優しい人が助けてくれる場面が非常に多いと思いました。
一度考えてみてほしいのですが、もし日本で1人で観光している人から道を聞かれたら、助てあげたくなる人は多いのではないでしょうか?
観光客に優しくするという人は多いと思いますが、1人で観光している人には、より一層親切に接するという人は多いと思います。
また、海外に1人でいることで、コミュニケーションの機会も増えると思います。
日本に居ると知らない人に話しかけられることはあまりありませんでしたが、ドバイのショッピングモールで青年に「その靴おしゃれだね!どこで買ったの?」と話しかけられ、フレンドリーだなぁと驚きました。
とても新鮮な出来事で、自分から他人の服装を褒めるなどした事がないので、海外はいいなぁと思いました。このような経験ができる可能性は1人で海外旅行をしたからだと感じます。
デメリット① 1人だと悪い人に絡まれやすい
1人だと親切にされやすい一方で、悪い人の標的にされる可能性も高まります。
そのため、現地の人とコミュニケーションの機会が増えるというのは、メリットともデメリットとも言えると思います。
実際に、私も泊まるホテルの場所がわからず一緒に探してもらえたりした一方で、知らない人にお金をくれと言われたこともありました。
詳しいストーリーは以下の記事で書いています。
1人で海外に行くことは、観光地で現地の人とのコミュニケーションの機会が増えるメリットがある一方で、夜間などは特に安全面のリスクがあるのは明らかです。
なので、できるだけドバイのような治安が良い国を旅行先に選び、貴重品はポーチに入れて体の前で持ち、夜は出歩かないなど、出来る対策はしていきましょう。
デメリット②ホテル代が2人の場合と同じ
ほとんどのホテルでは、1人で泊まる場合と2人で泊まる場合の料金が同じ、またはほとんど変わらないことが一般的です。
これは、ホテル側から見ると、部屋を1部屋貸し出しているという観点から、宿泊人数に関係なく料金が設定されているためです。
例えば、1泊8,000円のホテルに宿泊する場合、1人で泊まるとその金額を全額負担する必要がありますが、2人で宿泊すればその費用は4,000円ずつの負担となります。このように、複数人で旅行することによって、宿泊費が大幅に節約できることがわかります。特に、私のように7泊もする人や、大学生などの限られた予算で旅行を計画している人にとって、これは非常に重要なポイントです。
さらに、複数人で旅行する場合、通信手段に関してもコスト面でのメリットが生まれます。個々にeSIMを利用するよりも、ポケットWi-Fiをレンタルする方が経済的になることが多いのです。
たとえば、1台のポケットWi-Fiを借りて、それを複数人で共有することで、各自が個別に契約するesimよりも料金を抑えることが可能です。
デメリット③言語の壁
一人で旅行する際、自分の英語力が試されます。私は英語がほとんど話せないため、Google翻訳を使ってコミュニケーションを図っていましたが、英語が話せるに越したことはないと実感しました。
優しい人はGoogle翻訳で返してくれることもありますが、そうでない場合、英語の聞き取りができずコミュニケーションがうまくいかないことが多々ありました。たとえば、ホテルマンが朝食の説明をしてくれても、時間を何度も聞き返すことがありました。私はチェックアウトの時間だけは把握しておけばいいと思い、理解を諦めてしまうこともありましたが、少なからず不安を感じていました(アゴダで予約した場合は、携帯でチェックアウトの時間を確認できます)。
私は「なんとかなる」精神で挑みましたが、優しい人がゆっくりと英語を話してくれることもあり、なんとか乗り切ることができました。この経験から、英語力の向上が旅行をもっと楽しむための鍵だと感じています。英語が話せると現地の人と世間話ができたりと、より一層旅行が楽しくなると感じました。
デメリット④長時間1人だと孤独で楽しめない
「メリット②自分を知れる」でも書いた内容ですが、
海外に1人で1週間居て初めて気づいたことですが、1人で楽しめる人と、友人や家族と居た方が楽しめる人がいると思いました。
私の場合1週間のうち5日目、6日目、7日目は完全に1人の観光に疲れ、飽きてしまっていました。
なので、次に1人で1週間ほどの海外旅行に行くことがあれば、友人や家族など複数人で行こうと思いました。
特に、観光地での思い出を共有できる相手がいないことで寂しさを感じることがありましたので、一週間ほどの長い旅行の場合は「自分は1人でも楽しめるタイプなのか」という事を一度考えてみてください。
まとめ
一人での海外旅行は、自分自身を深く理解し、貴重な経験を得る絶好のチャンスです。しかし、安全面のリスクや孤独感といったデメリットもあるのも事実です。
1人で海外旅行に行くのは不安もありますが、その不安があるからこそ、人の冷たさや優しさを強く感じました。これをメリットと感じるかデメリットと感じるかは人それぞれですが、私はその経験を通じて人に対してさらに優しくなれる気がしました。なので、1人での海外旅行は本当におすすめできます!
逆に私が感じた1人旅行の最大のデメリットとしては、ホテル代を割り勘できないことと、楽しさを共有できる相手がいないことだと思いました。
自分にとって最適な旅行スタイルを見つけて、素晴らしい体験を楽しんでください!最後まで読んでいただき、ありがとうございます!