私はミニマリストで、荷物を極力減らしたいと考えています。
そのため、1週間のドバイ旅行にサコッシュ(小さいカバン)のみで挑戦してみました。
海外旅行にスーツケースを持たずに行く人はいると思いますが、私のようにバックパックも持たずに行く人はなかなかいないと思います。参考にする人もいないため、独自の方法で挑戦しましたが、結果的にこのスタイルでの海外旅行を気に入りました。
実際、このスタイルはミニマリストでない方にもおすすめできると感じましたので、感想や注意点などをまとめました。ぜひ参考にしてみてください!
サコッシュの中身紹介
- 充電器類(モバイルバッテリー、日本のアダプタ、変換アダプタBFタイプ、iPhoneケーブル、)
- AirPods
- マスク
- 乳液と洗剤
- リップ
- 髭剃りのヘッド
- コンタクト
- 歯ブラシと歯磨き粉
- パスポート
- 財布
- レシート入れ
このように荷物を厳選し、1つ1つのアイテムも‛小さい’ものをチョイスしました。
ペットボトルとスマートフォンはポケットに入れていました。
以上が私の海外旅行の荷物です。スーツケースやバックパックなどは持っていきませんでした。
サコッシュだけの海外旅行のメリット
移動が楽
海外旅行では、スーツケースを運ぶのが面倒だと感じる方が多いでしょう。
荷物の移動が面倒で、ホテルに荷物を置くために数日間同じホテルに泊まる方も少なくありません。
しかし、スーツケースを持たずに旅行することで、いろんなホテルを楽しむことができました。
行きたい観光地のそばのホテルに泊まることができるので、結果的に交通費も節約できたと思います。
重いスーツケースを引きずる必要がなく、ロッカーを探す必要もなく、飛行機や公共交通機関や徒歩での移動も快適でした。
実際に、現地で乗り遅れそうなバスにも走って向かえました。
そのような観光地を気軽に移動したりすることができる身軽さが最大のメリットだと感じています!
整理整頓が簡単
サコッシュだけを持って行くため、ホテルでスーツケースを広げて荷物整理をする必要がありませんでした。服をコンパクトに畳む手間もありません。
また、ホテルを出る前に忘れ物がないかを確認する時間も短縮でき、サコッシュは中身が見えやすいので、荷物の整理が簡単で楽でした。
ロストバゲッジがない
ロストバゲッジは旅行者にとって旅行の心配の一つだと思います。
日本の空港でもスーツケースが紛失することがあるため、常に荷物に注意を払う必要があります。
しかし、サコッシュだけで旅行することで、その心配はなくなり、気楽に自由に移動できるのです。
サコッシュだけの海外旅行のデメリット
洗濯の手間
スーツケースを持って移動する手間と比べると楽だと思っていますが、毎日手洗いするのは面倒に感じました。
私は毎日ホテルでTシャツ、ズボン、下着を手洗いし、ホテルにあるハンガーにかけて乾かしていました。
シャワーを浴びるタイミングで服を洗っていたので、それほど手間だとは感じませんでしたが、案外面倒なのが服を絞って乾かすことでした。
さらに洗濯機が使えるホテルであっても、着替えの服がないので、ホテル内を歩けず、ランドリーを使えませんでした。
しっかり絞って洗濯物同士を離しておけば、寝てる間に9割ほど乾いていました。
乾かし方のコツなどはこの記事の下で解説しています。
写真映えしない
日本に帰ってから写真を見返すと、すべて同じ服を着ているため写真映えしませんでした。
おしゃれが好きな私には少し寂しい気持ちもありました。
1人での旅行だったので気にしませんでしたが、友達との旅行では毎日同じ服を着ていると少し恥ずかしいかもしれませんね。
サコッシュだけで海外旅行に行く際の知っておいた方がいいこと
洗剤の量
シャワーのついでに服を手洗いしていたわけですが、洗剤は100均で購入した醤油サシに入れ、もしキャップが取れても大丈夫なようにジップロックに入れて持って行きました。
醤油サシ2つ分の洗剤を持参しましたが、服をすべて洗うには明らかに足りないことに1日目に気づきました...
もし真似される方がいるなら、7泊の場合は7つ分の醤油サシを持っていくのが良いと思います!
服の手洗いのコツはもみ洗い
もみ洗いは汚れがよく落ちます。汚れた部分を服同士で擦ることで、繊維が擦れ合い汚れが落ちやすくなります。
特にシャツの襟や靴下に効果的ですが、力を入れすぎると服が伸びてしまうので、デリケートな衣類には注意が必要です。
また、手が荒れやすい方は、ジップロックを使ってもみ洗いするのもおすすめです。手袋を使ってもよさそうですね。
服を早く乾燥させるコツ
洗濯物をシワにならない程度に絞ります。
洗濯物を軽く振り、水分を飛ばしながらシワを伸ばします。
バスタオルの上に洗濯物を広げ、そのままクルクル巻いて水分を吸わせます。
再度洗濯物を振り、水分を飛ばしつつシワを伸ばします。
ハンガーに洗濯物をかけ、クローゼットの取手などなるべく部屋の高い位置に干して乾かします。
タオルドライが効果抜群に感じました。この手順通りにすると寝ている間にほとんど乾いていました。
ドライヤーを当てて乾かしたりもしましたが、乾きにくく時間がかかるためおすすめしません。
また、意外とアイロンを使って水分を飛ばす方法も効果的です。私の旅行したドバイでは多くのホテルにアイロンが備え付けられているたので、アイロンを使うことでシワも伸び、一石二鳥でした!
天候の下調べ
私はドバイ旅行に行きましたが、とても暑いことがわかっていたので白Tシャツで行きました。もし黒Tシャツで行っていたら白Tシャツを買わなければいけませんでした。
着る服が1パターンなので、旅行先の気候や気温はしっかり調べていくことをおすすめします。
本当に必要なものの厳選が大切
旅行を快適に過ごすためには、必要なものをしっかり選ぶことが重要です。 荷物を少なくしすぎて必要なものまで削らないように注意しましょう。
例えば、私はマスクを行きと帰りで持参した2枚のマスクが役立ちました。飛行機内は結露を防ぐために湿度が低く設定されているみたいなのでマスクは必要でした。
マスクを着用することで、喉の乾燥を防ぎつつウイルス感染を抑えらます。
服装の正しい選び方:私の選び方
Tシャツ:通気性がよく、太陽の熱を反射する白いTシャツを選びました。やはりユニクロが一番ですね!
ズボン:海に入る予定だったため半ズボンにすることを決めました。ですが、ドバイのイスラム教の寺院である「モスク」では膝を隠す必要があります。そのため、膝をしっかり隠せる半ズボンを選びました。
靴:おしゃれなブーツなども考えましたが、1週間同じ靴で長距離を歩くことを考え、歩きやすいスニーカーを選びました。
サコッシュ:無印良品の「ポーチとしても使える 撥水サコッシュ」のブラックを1500円ほどで購入しました。ちょうどよいサイズなのでおススメです。防犯対策で体の前に回せるような大きさのものを選びました。
頭の上にあるのは「ヒジャブ」というスカーフで、この写真は試着中の写真です。
まとめ:サコッシュだけでの旅行
サコッシュでの旅行は軽快さがとても魅力ですが、荷物を減らすためには計画と工夫が重要です。
持ち物を減らすため、お土産は最終日にまとめて買うと決めておくことをおすすめします。
必要なアイテム、例えば洗剤やマスクをしっかり選定し、サコッシュに詰め込みすぎないよう注意しましょう。物を取り出す際に、他のものを落とさないように注意してください。
このスタイルでの海外旅行では、身軽で気楽に過ごせました。旅行前や帰宅時も身支度が簡単で、ぜひ皆さんにもおすすめしたいです。ミニマリストの旅を楽しむためには、本当に必要なものを見極めることが大切だと思います。